個人の感想に過ぎないが言うだけ言ってはおきたい話

VTuberはたとえ外見が中身の性別と異なっていたとしても、もう「バ美肉」を名乗らないほうがいいと思っているし、その三文字はVR用語として、別の文化圏の言葉として切り離してしまったほうがいいとすら考えている。

VTuber界隈から生まれた言葉ではあるものの、今となってはVR界隈の一部(……というより、僕の観測範囲ではただ一人。なのに積極的にメディアに出たがる人物だからタチが悪い)が「自分たちの"文化"」として、意義や大義や使命や利得や、とにかく種々様々な面倒くさいものを現在進行形で結びつけている。

そういったしがらみに絡めとられたバ美肉という言葉に、二〇一八年あたりの「雑にテキトーにワイワイできる楽しさ」は最早存在しない。"文化"に仕立てあげて市民権を得たい人間に剽窃されて、すっかり落ちぶれてしまった、今となってはただただつまらない言葉。

こじらせてるのは自覚してるよ。

(VTuberとVR、ふたつの世界をそんな明確に区切ろうとするなと言われそうだし、その二軸の架け橋的に、グラデーション的に活動している方が結構な人数いることももちろん知っていますが、それでも実質にあるだろ、断絶は。という気持ちも添えておきます)