結論から言うと、当面のデザイン制作において生成AIの類を利用することはありません。
多く指摘されているように、基盤としているデータが到底クリーンとは思えないことが理由のひとつです。 現行法ではセーフとか言われてもイヤ。司法に罰せられないなら人の嫌がることしてもいいって理屈は、転売ヤーなんかも受容しなければならなくなるので僕のなかで肯定する方策を見出せませんでした。
もうひとつ、僕のなかでは手を出したくならない要素があって。生成AIの現状の使われ方が「こだわりのない人間が扱い」、「雑なパッケージとして」、「ともすると粗悪品に貼り付けられる」ケース中心になっている点です。僕自身が観測した範囲でのことなので共感を得られるかはわかりませんが。いやでもDLsiteとか本当ひどいよ。DLsiteだから笑い話になっちゃうかもしれないけど、マジでひどいよ。
ともあれ。僕はデザイン屋としてこだわりのない人間にも、雑なパッケージを作る人間にも、粗悪品に関わる(ここは運次第な気もするけど)人間にも見られたくないので、今の立ち位置に据わってしまった生成AIは権利問題を抜いても大変に触れづらいなあ、と。
Adobe Fireflyとか期待してたんだけどね。クリーンだと思ってたから。知らず過去に使ってお出しした素材も一点あるんですが、今は削除済みです。
(あと、デザイン制作においては、生成AI利用できなくてもぶっちゃけあんま困ってないというのもあります)